久しぶりにサッカー関連の書物を読みました。
理論は解説でおなじみの、風間さんが執筆された、
「 1対21 」 のサッカー原論 「 個人力 」 を引き出す発想と技術
です。
「 1対21 」 のサッカー原論 「 個人力 」 を引き出す発想と技術/風間 八宏
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要点を抜き出すと、「システムを含めた戦略」は当然意識しつつ、
「システムを意識しすぎて型にハマりすぎずに、個人個人のレベルアップが必要である」と言う感じです。
そのうえで必要なのは、「止める」「蹴る」という基本動作のレベルアップ、
「視野の広さ」「マークの外し方」にもポイントを置いていました。
私はMFでプレーすることが多かったので、パサーとしての「視野の広さ」は持っているのですが、
ついダイレクトでパスを出すので「止める」と言う動作をあまり意識してませんでした。
ダイレクトプレーをするうえで必要なボールの呼び込み動作は意識していたのですが、
それができない時に「タメ」になるためのボールの止め方は修行しないといけないなと痛感…
指導者もまだまだそういった視点での指導をしている人が少ないようなので、
育成年代の指導をされている方は、一読の価値があると思いました。