サッカーに関する書籍には、ほぼ全て目を通すようにしているのですが、
今回ご紹介する書籍は懐かしい選手が多数掲載されている、
「世界&日本のファンタジスタ列伝」
です。
世界&日本のファンタジスタ列伝 (スコラムック)/著者不明
¥1,050
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一番最初に登場するのは、イタリアの至宝、ロベルト・バッジョ
1994年アメリカワールドカップ決勝でPKを外して、その儚い姿は今も強烈に印象に残っています。
決めて当然と言われるPK(成功率は90%と言われています。)を、絶頂期の選手が外して、目前に迫った優勝を逃したのは、ドラマチックでした。
ただ、その後ページをめくるにつれて、徐々に、
「この選手もファンタジスタに列挙していいの?」
と言う選手が多数登場しています。
クリスティアーノ・ロナウドは、ファンタジスタと言うよりも「トレクワルティスタ」だし、
ピルロは「レジスタ」、
ルーニーは「ストライカー」
なんじゃないかと個人的には思うのですが…
日本人選手も取り上げられていますが、
俊輔は妥当だとしても、
HIDEはレジスタタイプだし、
KAZUはストライカーだと思うんだけどなぁ…
というわけで、名選手の功績を知るにはいい書籍ですが、
「ファンタジスタ」の定義に首をかしげる書籍でした。
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